大根の真ん中までしっかりと味が染み込んだ煮物って美味しいですよね。
おでんの鍋底大根のようにこってりとした大根の煮物、上手に作れますか?
一口かじったら中がサクッと白くなってたりするとガッカリですよね。
そんな時には、簡単な下ごしらえをしておくだけで簡単に大根の真ん中まで味が染み込んだ煮物を作ることができるんです。
今回はそんな大根の煮物の裏技をお伝えします。
大根に早く味を染み込ませる方法はこれ!
大根は1本で買うことが多いですよね。
買って帰って来たらそのまま料理するまで冷蔵庫にスタンバイ!
ではなく、すぐに切って煮物用に下ごしらえをしておきましょう。
下ごしらえの手順はコレ!
大根1/2本
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1
① 大根1/2本を1.2cmくらいの輪切りにして、皮をむきます。
② ジッパー付きの袋に入れて、砂糖と塩を入れひたすら揉み込みます。
③ 空気を抜いて冷凍します。
料理をする時には、取り出してそのまま鍋に入れて煮込むだけ!!
これだけでしっかりと味が染み込みますよ。
そのまま冷凍するだけじゃダメなの?
そのまま冷凍するだけでも、味は染み込みやすくなります。
でも、塩と砂糖を入れることによって大根の水分が抜けて、高野豆腐状態になります。
その状態で煮込むとグングン煮汁を吸い込んで、早く煮込むことができるんです。
塩もみするのに向いている野菜と向いていない野菜は?
塩もみすると野菜の水分が抜けて、美味しく調理することができます。
でも、実は向いている野菜とそうでない野菜があるんですよ。
塩もみに向いている野菜
キュウリやナス、大根、キャベツ、白菜、セロリ、新玉ねぎ
根菜類は塩もみすると美味しくなりますよ。
塩もみに向いていない野菜
レタス、トマト
この2野菜は塩もみするとべちゃべちゃして美味しくありません。
レタスもトマトもシャキッと感が美味しいですもんね。
砂糖はどうして必要なの?
お砂糖を入れることでコクが出ます。
煮物や炒め物で調味料に砂糖を入れる時には、一番最初に入れると少量の砂糖でもものすごく甘みが出ます。
なので、冷凍する前に塩だけでなく、砂糖を少量入れても見込むことで煮物の味付けに欠かせない甘みがグッと引き立つんですよ。
糖分が気になる方は、ぜひ味付けをする時に、一番最初に砂糖を入れて少し煮込むなり、炒めるなりしてから他の調味料を入れるようにしてみてください。
少量の砂糖でも甘みが全然違いますよ!!
まとめ
毎日のお料理はできるだけ時短したいですよね。
お休みの日に野菜をまとめ買いして、目的別に切っておき、冷凍しておくとかなりの時短になります。
さらに、塩もみ砂糖もみという一手間を加えることで旨味もアップします。
ぜひ、お試しくださいね。