宝塚歌劇団の娘役さんって、ものすごく細いイメージがありますよね。
一体、体重はどのくらいなんでしょうか。
歌劇団では、生徒たちの体重を公表したりしていませんが、見ている限りかなり軽そう!
特に娘役さんのウエストは、折れそうなくらいに華奢です。
となると、宝塚音楽学校を目指す受験生たちも体重が気になってきますよね。
今回は、宝塚歌劇団の娘役さんの体重についてお伝えします。
宝塚の娘役は理想体重は何キロ?
宝塚歌劇団の娘役さんの体重は、公表されていないので、はっきりとした数字はわかりません。
理想体重の計算方法としては・・・
身長ー120
ですね。
あくまでも想像の範囲ですが、現役男役さんで170センチを公表している場合ではおそらく体重は50キロ前後です。
最近の娘役さんは身長の高い人も多いのですが、身長160cmで40キロを切りそうな人もいます。
宝塚音楽学校の受験スクールに入会すると、このくらいの体重を提示され、当然目指すように言われます。
なぜ宝塚の娘役はあんなに細いの?
宝塚の娘役のウエストの細さは、ちょっと驚かされるほど華奢です。
50cmくらいのウエストって脅威ですよね。
なぜそんなに細くなっくちゃいけないのか?
宝塚の男役はスーツを着こなすために、かなり華奢な方が多いです。
それは、もとは女性ですから、太るとどうしてもお尻が大きくなってしまいます。
お尻が大きくなってしまうと、スーツや燕尾服の後ろ姿が女性っぽくなってしまうんです。
キリッとした男役が後ろ姿を見せた途端に、女性らしいボディラインだったらちょっとがっかりしますよね。
そのため、男役さんもかなり華奢。
その男役さんに腰を抱き寄せられたり、リフトされたりする娘役さんはそれ以上に華奢でいる必要があるというわけです。
男役よりも大柄な娘役なんて見たくないですもんね。
やはりダイエットしてるの?
ダイエットは必須です。
宝塚音楽学校に入学すると厳しいレッスンに一時期は痩せていきますが、人間の体って慣れてしまうんですね。
負荷を上げていかないと痩せなくなってしまいます。
体を動かしているから食べても大丈夫!なんて思っていると、ある日を境に体重が増え始めるなんてことになります。
宝塚の娘役さんは、「ダイエットしている!」とは決して言いませんが、かなり努力をされています。
エステに通われている娘役さんも多いです。
体のメンテナンスとして週1くらいの頻度で通って、体系を維持しています。
自己管理がしっかりできなければ、舞台人としては半人前ということでしょう。
5組合同の公演では体系を比較されてしまう!
宝塚歌劇団の公演には、通常の各組ごとの公演以外に、年に1~2度「花・雪・星・月・宙」の5組が合同で公演をすることがあります。
トップスターが中央にずらっと並ぶわけですが、そんなとき華奢なトップ娘役さんが並ぶのに、一人だけぽっちゃり体型で舞台に出られるわけがありません。
宝塚ファンの目は厳しく、推し組のトップ娘役さんが他の組の娘役さんに比べて太っているとあれば許せる訳がありませんよね!
男役さんもファンから線の細さを見られていると思えばプレッシャーですが、背が高く肩幅ががっしりしている男役さんはそれはそれでとても魅力的ですよね。
でも、娘役さんはそうはいきません。
ぽっちゃりしていて可愛らしい・・・なんて言ってもらえるのは、初舞台生くらいなものでしょうか。
ある程度役が付いていて、5組合同公演に出演するような娘役さんであれば、折れそうなウエストを誇示しなければなりません。
また、ファンも「え?なんか太った?」なんて思ったら最後SNSで叩かれてしまいます。
宝塚で一番細い娘役って誰?
83期生の元雪組の娘役、天勢いづるさんはものすごく細かったです。
ちょっとガリガリすぎるかな?というイメージでしたね。
88期生の元宙組の娘役、花影アリスさんも細かったです。
顔立ちがとても可愛らしくて可憐な感じでしたね。
102期生で現在星組の舞空瞳さんは細いだけでなくスタイルも、容姿も完璧な娘役さんです。
成績優秀で3拍子揃った舞台人ですね。
101期生、現在星組の星蘭ひとみさん。お人形さんのようなルックスで、とても綺麗な娘役さんです。「1798」で初舞台を踏まれています。
どの娘役さんも160cm以上の長身で、しかも華奢です。
こんな娘役さんが揃うと、舞台上はかなり華やかな感じになって舞台映え間違えなしですね。
まとめ
宝塚歌劇団の生徒さんたちは、男役さん娘役さん共に切磋琢磨しあって、あの素晴らしい舞台を作り上げていることがわかりますね。
宝塚音楽学校の受験条件として、昔から「容姿端麗」と謳われています。
娘役たるもの、常に華奢な体系を維持し、舞台を降りても華やかな髪型と服装を整えているなんて、本当に頭が下がります。
女性が演じる男役さんの相手役をするということは、これほどまでに努力が必要なんですね。