介護施設にいる親を見舞う頻度は?行きたくないと思うのは冷たい?

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親が介護施設にいると、自宅での介護をしなくてもいいから楽だと思われがちですよね。

 

でも、見舞いに行かなくてはいけないという強迫観念にとらわれている人は多いものです。

 

親子関係の良し悪し、生活環境などで仕方なく介護施設に親を入居させているという罪悪感にかられるという人も多いでしょう。

 

見舞いに行く頻度が少なくなると冷たい娘だと思われているのではないか?

面会に行くときは憂鬱で、帰り道にはホッとするという私は親不孝なのではないか?

施設の中でもこんなに見舞いに行かない娘は私だけなんじゃないか?

 

そんな風に悩んでいませんか?

 

それは違いますよ。

 

かく言う私も一人娘で親を介護施設に預けている者の1人です。

 

今回はそんな介護施設にいる親の見舞いに関して悩んでいるあなたの心が軽くなるような、いろんな方の意見をまとめてみました。

 

読めば必ず気持ちが軽くなるはずです。

 

 

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介護施設の母を見舞うのが苦痛。どのくらいの頻度で行けばいい?

あなたができる範囲でお見舞いしてあげてください。

週に1回行けるならそれだけを、月に1回行けるならその回数で、3ヶ月に1回しか行けるのならそうしてあげてください。

お仕事をされているのなら、土日はしっかりと休まなければあなたの体が持ちませんよ。

介護施設にお見舞いに行くのが苦痛なら、時間も短くていいのです。

 

お見舞いに行くのが苦痛と感じる理由は人それぞれにありますよね。

 

文句ばかり言う母の相手をするのが苦痛

面会時間を短くして、その間だけは「あ〜そうなの?」とか「それはダメね〜」などと返事をしてあげてください。

ちょっとだけでも話を聞いてもらえたら気がすむものです。

仕事で疲れているのに、こんな話を毎回聞かされるのはたまらない!と思ったら週に1回を月に1回にすればいいのです。

人間、自分が満たされていないと相手を満たすことはできません。

第一に考えるべきは、あなたの生活です。

 

認知症が進んで変わってしまった母を見るのが辛い

認知が進むと、見たくない親の姿を見てしまったりしますよね。

元気な時に、しっかりしている母親だったらなおのことそうです。

オムツをしている母親の姿、食べ物をこぼしながら食べている母の姿を見るのが辛くて、見舞いに行くのが憂鬱だと言う人も少なくありません。

そんな時は、自宅にいて気持ちの整理をしてください。

 

私は母のそう言う姿を目の当たりにした時には、本当にうろたえました。

でも、これが今の私の母親の姿なんだと気持ちの整理をしました。

 

母はもう歳を取ってしまったんだ、と自分の中で割り切る時間を作りました。

 

老母にイライラ!怒ってしまう自分が嫌で会いたくない

昔はもっときちんと服装を整えて、髪も綺麗にしていたのに、介護施設にいる今の母は全然違う・・・

何度も同じ事を言ったり、聞いてきたりするのに答えるのが辛い・・・

自分の親だからこそこんな気持ちになるんですよね。

 

他人であれば、「お年寄りだから仕方ないよね」って寛大になれるはず。

ところがこれが我が母のことだと思うと、昔の姿とのギャップが大きすぎてショックを受けます。

 

ついイライラして冷たく対応してたり、口調がきつくなったりして、帰り道に自己嫌悪に陥るなんてことはありませんか?

 

それって、決してあなただけではありません。

私も同じです。

 

介護施設で他の家族の方と会うと、ニコニコしていて「この人はいつもニコニコ親に接しているんだろうな。イライライ怒っているのは私だけなんだ」って思ってしまいます。

でも、実は私やあなたと同じように、個室の中ではイライライすることがあるんです。

 

お世話になっている介護施設で食事会や家族会があれば参加してみるのもいいですよ。

他の人も同じ思いであることが分かれば気持ちが軽くなるはずです。

 

頻繁に会いに行かないと冷たい娘だと思われている?

月に1回ペースとか1ヶ月半に1回ペースしか行くことしかできないと施設の人から「冷たい娘」と思われているかもしれない・・・なんて思ったことはありませんか?

 

施設に親を預けっぱなしで、全く来ないなんて薄情ね!なんて思われているんじゃないか?

笑顔で挨拶してくれるけど、内心では「もっと面会に来いよ!」なんて思ってるよね?

 

施設に足が向かない自分を責めて、そんな事を考えたりしますよね。

 

でも、決して施設の人はそんなことは思っていないんですよ。

親子関係には本当に様々な背景がありますし、親を施設に預けなければならなかった事情があると言う事をきちんと理解されているのです。

 

施設の方が「もっと会いにきてくださいね」なんて決して言いませんよね。

それは、介護は体力だけでできるものではないからです。

時間ができたから、「じゃ!行こう!」と施設に向かえる人ばかりではないという事です。

 

大切な親だから少しでも時間ができたら会いに行ける!とはいきません。

ちょっと休みたい・・・

自分の時間が欲しい・・・

そう思って会いに行かなかったから、施設の人が自分のことを冷たい娘だと思っているはずだという考えになってしまうわけです。

 

でも、そんな気持ちって当たり前のことなんですよ。

 

あなただけが、休みたいとか時間が欲しいという理由で会いに行ってないのではないのです。

 

まとめ

自分を甘やかすわけでないけど、あまり自分を責めないでくださいね。

 

家で親の介護を全うした・・・という芸能人の美談を聞くと、凹みますよね。

 

オムツを替えて、お風呂に入れて、夜中も寝ずに全てを母の介護のために尽くしてきた・・・という話を聞くこともあります。

それはそれで素晴らしいことだし、頭が下がります。

 

でも、もし私が介護される側だったら、娘にはそんな生活を送って欲しくはないですね。

 

介護って10年、20年続く場合だってあります。

その間、私の介護で疲れ果てて、好きなこともできない人生を送って欲しくはないです。

 

人それぞれなので、きっとあなたのお母様もそう思っていますよ!などとは言い切れませんけどね。

でも、言えるのは、介護に無理をしないということですね。

施設にお世話になっているのだったら、お金であなたの時間を買っていると思って有意義にあなたの時間を使ってください。

 

自分のコップを満たさなければ、周りの人に優しくはできないのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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