宝塚歌劇今昔ブログ:ベルサイユのばら45(後編)

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前編は独断と偏見でピックアップした昭和から平成にかけての宝塚スターさんをご紹介しましたが今回は後編ということでお話しさせていただきます。

 

天海祐希様からちょっと遡っちゃいますが、この人なしでは私の宝塚人生は語れません!という方を忘れておりました!!
(忘れてたんかい!?)

 

では、後編もどうぞおつきあいくださいませ。

 

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この人がこそ本当の妖精!涼風真世様

 

私が歴代の宝塚スターでこの人が最も好きで、最もハマったスターさんでした。

 

トップになってからも非常に好きだったのですが、彼女が最も輝いていたのは3番手、2番手だった頃。

 

まだ責任も少なくて、自由に宝塚スターを演じていたような気がします。

 

 

妖精しか言葉が見つからない!

 

彼女のエピソードを同期がテレビで話していたのですが、ある日、玄関のチャイムが鳴ったのでドアを開けると涼風真世様が立っていたのだとか。

 

少し酔っていたのか、ふら〜〜と部屋に入ってきてそのままその同期さんの部屋の床にコロンと丸まって寝てしまったのだとか!

 

何それ?

 

子猫?小鳥?やっぱ妖精?

 

つ〜か、はっきり言ってそんな行動は涼風真世様だから許されるのです。

 

私の友達が普通にそんなことしてきたら、ちょっと怒るかも!!

 

床で寝るな〜〜!

 

てか、来るなら電話くらいしろ〜〜!!

 

と、怒鳴るかもです。

 

床で寝てしまった涼風様があまりにも可愛らしかったので、同期さんもトロけてしまったそうです。

 

分かります〜〜〜!!

 

涼風真世様も昭和の宝塚スターさんと同じく、舞台を離れるとちょっと無愛想でしたね。

 

入り待ち出待ちのファンにそれほど愛想を振りまいてはくれませんでした。

 

でも、それがまた涼風真世様を妖精のように見せていたんですよね。

 

なんか触れちゃいけない存在。

 

そして、透き通った歌声。

 

どんな楽曲も歌いこなしてしまう歌唱力。

 

男役の太い声じゃなくて、細く高い歌声なんだけど、男性を感じてしまうなんてめちゃ素敵。

 

本当に好きでした〜〜〜!!!

 

はっ、つい我を忘れてしまいました。

 

今も舞台でご活躍中の涼風真世様。

 

変わらない歌唱力で、精力的に舞台に立っていらっしゃいますよね。

 

陰ながら応援しております。

 

 

宝塚の歴史を変えちゃった人!大地真央様

 

舞台メイクで黒のリップで登場したのは、大地真央様が最初ではなかったでしょうか。

 

猫のようなしなやかさと、本当の男性?と思わせるような包容力。

 

ハスキーな歌声で、めちゃ歌が上手なわけではないんだけど、とにかく魅力的でした。

 

彼女の周りにはいつも人がたくさんいるイメージ。

 

退団公演の千秋楽にお神輿で見送られたのは、大地真央様が最初だったのではないでしょうか。

 

月組のトップさんだったのですが、よく組子たちと集まってはお好み焼きパーティーなどされていたようで涼風真世様や黒木瞳様などがせっせと身の回りのお世話をしていたようです。

 

いたずら好きで、下級生を捕まえては

 

「北海道って唇をくっつけないようにして言ってみ?」

 

なんて話しかけます。

そうすると、下級生は

 

「フォッハイロー(北海道)」

 

と、不自然な言い方をするのを見てケラケラ笑ったりします。

 

で、

 

「もともと北海道は唇つかないんだよ!」

 

え〜イケズ〜〜。

騙された下級生もケラケラ笑って、大地真央様も黒木瞳様も、涼風真世様もケラケラ笑って…

なんだこれ?

 

って感じですが、組子ばかりのリラックスした雰囲気の中では笑ってしまうんですよね。

それをテレビで見ている私もニタニタしたりして。

 

トップスターとしての威厳もあり、カリスマ性もあり、強烈なオーラを放ってましたね。

歴代の誰よりも強いスターさんという感じで、月組に配属されて大地真央様の元で舞台人として生きていくことは本当に心強かったのではないでしょうか。

 

そんな感じのトップスターさんでした。

 

トート閣下の演技力が素晴らしかった!明日海りお様

 

天海祐希さまが退団されてから、ず〜〜〜っと宝塚から遠のいていた私ですが
久しぶりに観たのが明日海りお様の花組「エリザベート」です。

 

驚きましたね。

演技力が、素晴らしかったです。

 

そして、タカラジェンヌの歌唱力はもうこんなレベルにまでになっているのか!と驚きました。

 

「エリザベート」は初演の一路真輝様の舞台を何度も観たのですが、平成の新しい「エリザベート」を観ている!という感じでした。

 

ものすごく新鮮で、懐かしい楽曲が明日海りお様の素晴らしい歌声で私の中で蘇る感じでした。

 

2014年に花組のトップに就任されて、すでに4年目に突入されているわけで、最近のスターさんとしてはトップ歴が長い方ではないでしょうか。

 

線の細い男役さんで、普段の話し方は本当に優しい〜〜感じで、舞台上の男くさい感じとのギャップが素敵な方ですね。

 

ファンの方との接し方も非常にクールで、口元だけの笑顔でみなさんからのお手紙を回収されているのが印象的です。

 

現在の相手役は蘭乃はな様、花乃まりあ様に続く3代目の仙名彩世様ということで、3人も相手役が変わるなんて歴代トップスターさんの中でも異例だと思います。

 

そろそろ退団では?とドキドキしていますが、まだまだ宝塚で明日海りお様の舞台が観たいですよね。

 

 

これぞ男役!ガタイの良さはピカイチ!珠城りょう様

 

宝塚を離れていて、今のトップスターさんが誰なのかもさっぱりわからなかった時、CMで見かけたのが珠城りょう様でした。

 

宝塚の男役っぽいな〜〜

 

と思ってテレビを見てたんですが、やっぱり宝塚の男役の方でした。

失礼しました!という感じでしたね。

 

一目見ての印象が

 

頭良さそう〜〜

 

です。

CMで決められたセリフを言ってるだけなのに、醸し出される知的な感じ。
絶対に頭いいよ!この人!

 

というのが、第一印象でした。

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それから、テレビでインタビューに答えているお姿や、組子たちとの対談での話の聞き方、話し方を見て確信しました。

 

やっぱり頭いいね、この方!

 

です。

 

お勉強もできたと思いますが、勘の良さ、気配りの仕方がとても好感が持てる方で
CMに起用されるのも納得ですね。

 

ダンスや歌がとても上手という感じではないし、少し大柄で線が太く、もう少し太ると男役としてのズボンの線が危ういかも?

と思わせるお姿なのですが、それを大きくカバーしてしまう知的さが魅力です。

 

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あと、色気がすごい!!

 

この人、本当に男かも〜〜!!

 

そう思ったのが「激情ーホセとカルメン」ですね。

ラブシーンがもう濃厚で、情熱的で、一回でいいから包まれたい!!って思っちゃいます。

 

小栗旬様?もしくは木村拓哉様? う〜〜ん、誰でもいいんですが世間で言われているイケメン俳優さんと珠城りょう様が目の前で両手を広げて「さ〜〜おいで!」と言っていたら?

 

私は迷わず、珠城りょう様の腕の中に飛び込みます。

 

大げさに男を演じる男役の中の男役って感じですね。

 

今年は珠城りょう様の「エリザベート」が観られるので、非常に楽しみです!!

 

以上、歴代のトップスターさんで私が気になった方をピックアップしました。

まだまだ書きたい方がたくさんいらっしゃるので、また続編を書きたいと思います。

 

 

まとめ

宝塚の男役というと、研究に研究を重ねて作り上げている理想の男性像が魅力で、それを女性が演じるところに神秘性を感じるわけです。

 

今も昔も、多くの女性を惹きつけている宝塚ですが、その役作りには私たちの想像を超えるような苦労があるようです。

 

素晴らしい舞台の裏のスター達の苦悩。

 

これがあるからこそ魅力的な舞台が出来上がるんですね。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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