小学生で英検準2級に合格するためには単語暗記と音読が鍵!

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英検準2級の概要
レベル 高校中級程度
語彙数 3,600語程度
筆記、英作文、リスニング、面接
中学生の合格率 38%程度

 

英検準2級の合格者中学生の1,7%ほどだと言われています。

 

小学生で合格するとなると、かなり高いハードルとなることはお分かりだと思います。

 

私の教室では小学生で準2級合格者がいます。

 

もちろん、それまでに英検に対する土台が必要ですが、4級、3級の試験をクリアしてきたとは言え、なんとなくちゃんと理解しているのか?という疑問が残るような生徒でした。

 

お受験をくぐり抜けてきた私立小学校の生徒なので、それなりに勉強する習慣はできていたようです。

 

その生徒をモデルに英検準2級に一発合格した時の体験談をご披露します。

 

 

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英検準2級合格には語彙力がすべて

 

 

とにかく語彙力をつけなければ一部の問題をクリアすることはできません。

 

語彙問題は20問あります。そのあとの長文問題でも単語力は問われるので、まずは語彙力をつけることから始めました。

 

単語を覚えるときに使った単語帳は、例文付きのものをお勧めします。

 

単語だけを覚えるよりも、文章を読みながら頭の中で映像化して覚えた方が覚えやすいです。
単語は10語覚えても、翌日には2~3個しか覚えていないものです。

 

なので、1日にたくさんを覚えるよりも、少しずつを確実に覚えるようにした方が効率がいいです。

 

英検の場合、読んでその意味がわかれば良いので、単語をノートに書いて覚えるよりも
読んで覚えることをオススメします。

 

それでも小学生にとって、準2級の単語を覚えることはストレスだと思います。

 

ちょっとはゲーム性を持たせた暗記法を試してみましょう。
オススメは神経衰弱です。

 

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少しずつ覚えるには、神経衰弱が効果的です。

とにかく何度も同じ単語に触れて長期記憶に刷り込みをするようにしてください。

 

神経衰弱をするときには、一人でもできますが、やはり保護者の方が相手をしてあげてください。

会話をしながら、印象に残すことが大事です。

 

いつもめくってしまうカードに書かれている単語は、ゲームで盛り上がっている間であれば
それをめくるたびに笑ってしまったりするものです。

 

文法を覚えるときも例文の音読を

 

私が授業で使ったテキストは「リズムでマスター英検準2級111フレーズ」(彩の国総合教育研究所)です。

 

小学生に文法の説明は、余計に難しいイメージが付くばかりなので、例文を読んで覚えることにこだわりました。

 

英単語も例文、文法も例文です。

 

こんな日本語文にはこんな英文になるのだ、という風に覚え込ませることが良いと思います。

 

このテキストは、例文を読んでいる声優さんがちょっとゆるい感じで、CDをかけると「クスッ」と笑ってしまいます。

 

ガチガチの堅苦しい感じではないのが、生徒にも好評です。

 

見開きページで1日分が完結という感じの編集で、左側ページの3つのフレーズをじっくり読んで覚えたら、右側の練習問題とリスニング問題を解くようになっています。

 

CDでネイティブの発音を聞いて、例文を音読することは、リニスングの練習にもなります。

 

毎回、復習のために前ページの例文を読みますが、何度読んでいるので、全部丸覚えできないまでもスラスラと読めるようになっているので、生徒自身も効果を実感できます。

 

リスニング原稿も音読

 

 

リスニングはより長く、複雑になってきます。

 

一度で聞き取るのが大変で、今までリスニングで点数を取ってきたような生徒でも慎重になります。

 

知らない表現が出てきたりするので、ここでもちゃんと原稿を読んでおくことが大事です。

 

聞き取れなかった文章でも、スクリプトを見ればちゃんと理解できることを実感してもらいます。

 

英検の問題は同じようなものがよく出題されているので、あちこちの問題集を手当たり次第にするよりかは問題集1冊と過去問だけと決めて、じっくりと音読と和訳をしておきましょう。

 

一度音読した文章は、次回には必ず聞き取れるようになっているはずです。

 

練習あるのみ!ですね。

 

英語の小説を辞書なしで読んでみる

 

 

単語の本を購入して、手を替え品を替えて覚えてもやはり全部を覚えることは難しいです。

 

長文読解問題中に出題される英単語は英検2級レベルのものも含まれていたりするので、そんな単語にぶち当たった時には前後の文脈から意味を推測することが大切です。

 

その練習のために、英語の小説を読んでみましょう。

 

準2級レベルの本は例えばラダーシリーズがレベル別になっていて選びやすいです。

 

英検準2級レベルはラダーシリーズのレベル3が該当します。

 

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辞書なしで1冊を読みきってみてください。

 

英単語の意味を推測しながら英文を読む練習は、準2級の先の2級、準1級の受験にも役立ちます。

 

1冊の問題集を繰り返し解くことが大事

問題集を何冊も何冊も、言うならば浅く広く解くよりも、1冊の問題集を深く深くなんども解くことが大事です。

 

小学生なので、勉強に飽きてしまうこともしょっちゅうあると思います。

 

本人にやる気がないのに、親の方がエキサイトしてしまって、何が何でもといった雰囲気では
後々、英語嫌いになってしまうかもしれません。

 

適度に、ゲームを取り入れたり、問題をクリアした時には思いっきり褒めてあげるなどのご褒美が必要でしょう。

 

英検は、毎回同じような問題が出るので、繰り返しているうちに問題の形式を覚えてしまうので小学生でも英検準2級合格は無理な話ではありません。

 

とはいえ、一気に準2級を目指すのは無謀です。

 

日頃から、本やテレビ、新聞、街中の看板などに使われている英語に興味を示すように仕向けるのも必要です。

 

準2級まで到達しないまでも、英検合格は本人の自信にもなりますし、モチベーション向上にもつながります。

 

親子で一緒に英語の山登りをするつもりで挑戦してみてください。

 

まとめ

 

ライティング問題は英検3級から出題されています。

 

準2級のライティングが難しいと感じるようであれば、一度3級の問題に立ち返って練習してみてください。

 

英検の試験は同じような問題が出題されます。

 

練習していると徐々に正答率が上がるので、まるでゲームを攻略しているような感覚になります。

 

楽しみながら練習をしてみてください。

 

 

 

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