入院は会社に報告する？タイミングと頻度は？どこまで説明する？

急な入院が決まったら、何をどうすればいいのか迷ってしまいます。お勤めをしている人であれば、会社に報告しなければならないと真っ先に頭をよぎるでしょう。

「入院や手術は会社に報告しないとダメ?」
「病状言いたくない時はどうしたらいい?」
「報告するタイミングや頻度は?」

など、入院や治療などで会社を休む際にどのように、またはどれくらいの頻度で報告をすれば良いのかについてお伝えします。

入院は会社に報告する？

手術や治療のため入院が必要になったら、会社に報告するかどうか迷ったことはありませんか？

「病欠届け出すけど、入院してるって言わなくも良くない？」

なんて悩むのではないでしょうか。

まずは病気の程度から考えて、1週間程度の入院であれば診断書の提出が必要がない場合があります。土日をまたぐ状態で有給休暇まとめて申請すれば、もしかしたら会社に病気の報告をしなくても良いかもしれません。

しかし、入院の後通院での治療が必要であったり、完治まで時間がかかるようであれば会社への報告が必須です。

あまりにも頻繁に報告しなくちゃならないなんて気持ちが休まらないのですが、かと言ってなんの音沙汰もないのは非常識です。では、入院中の職場への経過報告はどのくらいの頻度ですべきなんでしょうか。

①まずは仕事最終日に報告

「明日からしばらくお休みをいただきます」と報告を会社内外に報告しておくといいでしょう。後になって別の人から聞いたなんて、ちょっと気持ちが悪いものです。私事で相手の方に仕事の手を止めさせてもいけませんから、メールか、もしくは一筆置いて来るだけで構いません。

②術前に連絡

状況次第で連絡をしてください。術前は、思いの外緊張してしまっていて、それどころではないかもしれません。余裕があれば、上司にメールを送れる状況であれば、前夜に「明日手術を受けます。」と一言連絡しておきます。無理そうであれば、休みに入る前日の挨拶の時に大体の手術までの日程を連絡をしましょう。

③術後に報告

術後は、「成功しました」と自分の無事を伝えておくべきです。麻酔が解けても、しばらくは絶対安静であったり、熱が出たりと状況次第ですが、とにかく落ち着いたら連絡しましょう。それを聞くと上司も安心するはずですし、関連会社などにも報告しやすはずです。

④退院日前日に報告

「明日退院します」と連絡し、どのくらい自宅療養が必要かを連絡します。退院してからは、毎週月曜日に連絡するようにしておくといいでしょう。受診をして何か変化があったら、その都度連絡するようにしておけば、職場への連絡を怠っているとは誰も思わないはずです。自分自身でも週に一度上司と連絡を取ることで安心することもできます。

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病名は申告する義務はある？

1週間の入院であれば、診断書の提出は必要になります。手術の内容によっては手術を受ける事自体を秘密にしたい時がありますよね。そんな時には休暇扱いになるようにしてみるのも方法です。

有給休暇はまとめて5日間までなら申請をできる理由の申請義務はなく取ることができるのではないでしょうか。5日の間に土日を入れてしまうなど工夫をすれば手術、入院の申請なく休暇が取れます。

知られたくない病気は報告をどうしたらいい？

知られたくない入院、手術は人によってさまざまですよね。それくらいなら言ってもいいんじゃない？と思っても、本人にとってはとても深刻で知られたくないことです。ここでは、会社の人には知られたくない病気の場合はどうすれば良いのかについて紹介します。

婦人科系の病気

婦人科系の病気の場合、会社の人には知られたくないと思うのは当然です。上司には診断書があるため病名を言わなければなりませんが、その他の人には「ちょっと検査で引っかかって〜」程度の報告でいいでしょう。

それでもしつこく聞いてくる中には興味本位の人もいないわけではありません。自分の身体と気持ちを大切にするためにも、言いたくなければ言わなくて良いです。

肛門の病気

最近では若い女性の肛門科の受診は増えており、症状によっては日帰り手術や一泊二日の入院で済ませることもできます。若い女性の患者さんに配慮してくれる病院は口コミなどで広まり、予約でいっぱいといった話もよく聞かれます。

土曜日に手術を行い、月曜日には普通に出社できるように手術計画を立ててくれるよう相談してみてください。急ぎでなければ、年末年始やお盆休みなどの長期のお休みの間に受けるのもおすすめです。そのためにも早めに病院で診察を受けて手術の計画を相談しましょう。

休職を伝えるメールには何て書けばいいの？

 

簡潔に、休む事を知らせるだけでいいでしょう。

「この度、○日～○日の期間、お休みをさせていただく事となりました皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます」といった内容で報告します。

詳しい内容を聞かれる場合もあるかもしれませんが、そんな時のために、会社の上司とも相談してくと良いでしょう。

「正直に病気療養」であることを言うのか？」それとも「ひたすらに理由を伏せておくのか？」打ち合わせをしておくと、スムーズに報告できます。

病気療養となると気を遣わせるかも

休むことだけで伝えるのは気がひける・・・ちゃんとして理由を言わなくてはいけないのでは？と思っている方も多いのではないでしょうか。病気療養であることをお知らせすると、相手によってはお見舞いを用意されるかもしれません。

お仕事の合間に病院までわざわざ来てもらうのも、非常に心苦しいですし、お返しも大変です。

そんな心配をするよりも、休む件だけを伝えて「○日以降は、またよろしくお願いいたします。」と伝えておく方がいいでしょう。

取引先としては、休職中の対応を誰がしてくれるのか？が大きな問題です。先方には「休職中は、誰々が対応致します。」と伝えることの方が大切です。察しの良い人であれば、さらに詳しい内容を聞いてくるかも知れません。そこまでする方であれば、事情を説明してもいいかもしれません。

まとめ

診断書の提出が必要かどうかは会社によって異なります。必ず所定の部署に相談し、指示を受けてください。誰にも知られたくない場合は、土日・有給を利用して日程を調整しましょう。

長期の入院・手術が必要な場合は、状態にもよりますが上司に必ず報告し、随時状況を報告する義務があります。