メルボルンはオーストラリアの南の下の方にある都市で、シドニーに次ぐ二番目に人口の多い都市です。
世界の住みたい都市ランキングの上位常連都市で、2018年では2位にランクインしています。
近代建築と歴史的な建物が入り乱れて美しい景観が保たれているところがなんとも女子の心をくすぐります。
街中にはおしゃれなカフェや美術館、教会が立ち並んでいて、どんな裏通りに迷い込んでも不安要素はゼロなところが女子旅におすすめなポイントですね。
もちろん夜間は注意が必要ですが、人通りがある時間帯であれば大丈夫。
お買い物もカフェ巡りも安心して楽しめる街です。
今回は、なんと私にとって初めての女子ひとり旅。現地2泊3日で、どれだけメルボルンの街を堪能できるか!レポートして見たいと思います。
メルボルンの中心地にあるカフェを巡るコース
メルボルンでのお楽しみはやっぱりカフェ巡りです。
ガイドブックなどで旅行前にしっかりとチェックして行かれることをオススメします。
本当にたくさんのお店がひしめき合うように並んでいるので、迷ってしまって結局思っていたような所に入れなかった!なんてことのないように事前調査は必須です。
その中でも、私が最もオススメするのが、ブロックアーケード内の「ホープトンティールーム」 。
先ほどご紹介したフリンダーストリート駅から歩いて5~6分くらいのところにあります。
ブロックアーケードの入り口にドン!と看板が置かれているので、分かりやすいですし、何よりたくさんの女性が並んでいるのですぐに分かりますよ。
お店のオーラも凄い。
圧倒的な存在感です。
20種類ほどの紅茶メニューと、お客さんのほとんどが1個に決めるのが難しい!と口々に言ってしまうほどの魅力的なケーキで出迎えてくれます。
ケーキメニューが無いので、お店の前のショーケースで前もって注文するケーキを決めておくといいですよ。
ちなみに私が注文したのは下の写真です。ミックスベリーケーキです。
ここで、注文するときのコツをご紹介!!
このお店はテーブルにメニューを置いていません。
しかも非常に店内は混み合っています。
ケーキの名前は座席に案内される前にショーケースでしっかりと覚えておきましょう!!
もし、万が一ケーキの名前が読めなかったら??
その時は、座席に案内されるときにショーケースの横を必ず通るので、店員さんに「私はあのケーキ!」と指差し注文しておきましょう。
実は私はこの手で注文しました。
トラブルなく、無事に注文通りのケーキを持ってきていただけました〜♪
今回の旅行で大活躍してくれたガイドブックはこちら↓
ブロックアーケードには可愛いお店もいっぱい
メルボルンの中心地にいくつか点在するアーケードは本当にお洒落。
滞在中何度も足を向けたくなるし、実際アーケードには何度も行くことになると思いますよ。
ブロックアーケード、ロイヤルアーケードは100年以上も前からある古いアーケード!H&Mの建物についての歴史は…ガイドさんの説明を忘れてしまった💦
それにしても、ネイティブの英語が話せると、世界が広がるよなぁ☺ pic.twitter.com/qhOFJlRZGh— mii_chan (@orangevale_) 2018年7月31日
新しい建物と古い建物が混在するメルボルンは魅力的な街ですね。
市内最古のロイヤルアーケードにため息
ロイヤルアーケード pic.twitter.com/WeMiD2yuod
— レグ (@regupeso) 2018年6月1日
1870年建築のビクトリア様式のお店が並ぶロイヤルアーケードは、ブロックアーケードを抜けたところにあります。
この2つのアーケードは必見。
メルボルンに来て良かった!と思える場所です。
時間がもゆったり流れているようで、ずっと佇んでいたくなります。
足元の床ですら、このデザイン。
素敵です。
ショッピングもアーケード近くで楽しめる!
【全豪 現地より】
メルボルンの街を代表するフリンダーストリート駅。そのそばを流れるヤラ川ではボートをする人たちも!
⇒https://t.co/VqiKAEfps6 #wowow #tennis #AusOpen pic.twitter.com/wVX95PpOoo
— WOWOWテニス (@wowowtennis) 2016年1月21日
市内の南北に位置するメルボルンセントラル駅とフリンダースストリート駅に挟まれた地域が特に賑やかで、カフェもショッピングにもおすすめの場所。
ロイヤルアーケードとブロックアーケードもこの地区にあります。
この辺は、デパートや雑貨店がたくさんあります。
メルボルンのカフェメニューは日本人サイズで食べやすい!
人気カフェ「オム・ノム」でランチ。
スイーツはかなりインスタ映えするらしいのですが、スタッフの女の子曰く
「食事メニューはインスタ映えしないのよ〜」
と言って出してくれたのがこちら↑
インスタ映えはしないかもしれませんね。
パンもつかなくて、これだけで3000円以上払いました。
ちょっと高いな〜。
でも、とっても美味しかったです。
気になるホテルと航空券はネットでお得に楽々予約。
あっという間の3日間でしたが、本当に満喫できました。
トラムにもすっかり慣れた頃メルボルンの街ともお別れです。
今度は長期で滞在してみたいと思える街でした。スーパーで買い物をしたり、図書館でくつろいで地元市民の気分も味わえて大満足です。
女性一人でも安心で、親切なメルボルン市民とも触れ合うことが出来て充実した3日間でした。
ホテルは長期滞在型のホテルを選びました。滞在費は2泊で10,000円くらい。本当に安いです。
それでも部屋の中は広くて十分くつろげますよ。
格安航空券を探すならこちらのサイトで↓
キッチンもついていて、お部屋も十分な広さがあります。スーパーでオージービーフを買ってきて豪華なディナーをお部屋で楽しむこともできます。
美しい内装にうっとり!ビクトリア州立図書館
ショッピングやカフェで賑わうメルボルンセントラル駅から徒歩3分ほどの場所にあるビクトリア州立図書館。
死ぬまでに訪れたい世界の図書館15選にも選ばれています。
著作物150万冊を所蔵するオーストラリア最大級の図書館。
近代的な建物をバックに突如現れるこの図書館は、人気の観光スポットの一つです。
内部の装飾が特に美しく、放射線状に配置された机と椅子は重みがあって本当に素敵です。
その椅子の一つに座って上を見上げると高いドーム型の天井がオペラハウスにいるような感覚になります。
チェスを楽しむ市民や課題に取り組む学生たちに混ざって、地元気分を味わえる場所です。
歩き疲れた時にはぜひ図書館で静かな時間を過ごすのも素敵ですよね。
放射線状に延びた座席がお洒落ですよね。
一人で参加も大丈夫!旧メルボルン監獄の体験ツアー
ビクトリア州立図書館より歩いて4分ほどのところにある旧メルボルン監獄。
密かな人気スポットです。
1841年に建てられた独居房の監獄で、内部には狭い独居房がそのまま残っています。
長い廊下の両側にある独居房はそれぞれ中に入ることが出来ます。
薄暗く、このまま閉じ込められたらと想像するとちょっと怖くなってしまうような雰囲気です。
一番怖いのは、部屋を出る時に他の観光客と鉢合わせになる時ですね。
お互いにドキッとしているのがわかって、初めて会う人同士でも「クスッ」と笑ってしまいます。
思い手錠や、南京錠、何に使ったのか?鉄製のマスクなども展示されていて触ることが出来ます。
処刑される囚人にドキッとします。
後ろ向きなのが余計に怖い!!
触れるとその重さや鉄の冷たさが独居房に収監された犯罪者の後悔が伝わってくるようです。
一人でも参加してほしい監獄ツアー
逮捕されてから拘留されるまでの体験ができるツアーは一度体験する価値ありです。
英語でまくしたてられながら荷物を下ろしたりもったり、手を上げさせられたり、口の中まで検査されたりと臨場感たっぷり。
30分ほどのツアーの最後にはナンバープレートを持って犯罪者のように写真を撮ることもできます。
「帰れなくなりました」の一言を添えて、家族に送ってみてはいかがでしょうか(笑)
オーストラリア初の世界遺産ロイヤルエキシビジョンビル
市内よりちょっと足を伸ばしてみると、世界遺産にも出会えます。
1880年の万博展覧会の会場として建てられたもので、オーストラリアで初めて世界遺産に登録されました。
近くにはカールトン庭園があり、それぞれ入園は無料です。
建物内部の見学ツアーには予約が必要ですが、外観を見るだけでも十分に楽しめますよ。
庭園は混み合った街中とは違ったイメージのメルボルンが楽しめます。
天気が良ければ、ゆっくり散歩して美しい花々を楽しむのも良いでしょう。
庭園近くの住宅地は、メルボルンの生活が垣間見られるようで、庭園の周りを散策するのも楽しいと思いますよ。
市内観光に強い味方の市電トラムはなんと無料!
メルボルンの街は福岡県の2倍の広さです。
観光するにはそれなりに公共の乗り物を利用しなければ、とてもじゃないけど行きたいところ全部回るのは難しいです。
京都の碁盤の目のように整備されているので、歩きやすいのですが、やはり距離があるので女子には厳しいかも。
そこで大いに助かるのが、市内を走り回っているトラムは市内に限り、なんと無料なんです。
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これは有難いですよね。
しかも2〜3分間隔で次のトラムが来るので、1台逃してもすぐに次のトラムに乗ることができます。
そして、駅と駅の間隔も狭いので、間違ったトラムに乗ってしまってもそんなに心配することはありません。
次の駅ですぐに降りて、乗り換えれば時間のロスも少なく済みます。
駅によってはスタッフがいるところもあるので、すぐに質問することも可能です。
それよりも、陽気な性格のオーストラリア人なので、その辺にいる人に聞いてもとても親切に教えてくれますよ。
実は初日にトラムに乗る勇気がなかなかなくて、歩いた歩数がなんと3万歩!
でも、2日目に今日はもっと効率的に市内を廻りたいと思いトラムに乗ってみました。
おかげで歩数は2万歩に減り、もっと自由に市内を廻ることが出来ました。
しかも、本当に便利!ぜひ、これからメルボルンを観光される皆さんは、トラムを使いこなしてくださいね。
まとめ
海外旅行は何度か行ったことがありますが、一人で行ったのは初めて。
メルボルン市街に流れるヤラ川の近辺は夜間は少し危ないような感じがしましたが、うっかり通ってしまってもとりあえずは無事に目的地に着いたので、他国に比べるとかなり治安が良いと思います。
初めてのひとり旅としてメルボルンは本当にオススメです。
ちょっと物価が高いので、ランチやディナーのお店は吟味しておく必要があるかも。それでも味は日本人好みで、どのお店も本当に美味しかったですよ。
ぜひ、次のお休みにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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