英語教室を始めるあなたへ・20年ベテラン講師が贈るやるべからず集

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英語教室を始めようと思っているあなた。

 

教室を開設するために、どんな準備をしたらいいのか?

 

なんて悩んでいませんか?

 

教室を開設してしまってからでは、なかなか変更が難しい項目をまとめてみました。

 

現役二十年の英語講師がお伝えする「英語教室、これだけはやるべからず集」です。

 

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開講20年のベテラン講師が贈る「やるべからず集」

 

教室を立ち上げる時に、悩むことってたくさんあります。

 

月謝と入会金

場所

教材

時間割

 

などなど。

 

初めて開く教室だけど、開講当時からたくさんの生徒さんが集まってくれる教室にしたい!と思うあまり、出血大サービスしてしまいがちです。

 

例えば月謝や入会金、教材費、光熱費などがその対象です。

 

でも、よく考えてくださいね!

 

これらのお金に関することは、一度決めてしまうと変更が難しいのです。

 

でも、ついついやってしまうのが、この大サービスな教室作りなんです。

 

これは失敗!生徒や保護者に損のない教室づくりって結局は先生にとってはメリットなし!

英語教室を立ち上げようと思ったときに、私がまず考えたのは、自分が保護者の立場に立った場合の教室づくりです。

 

自分の子どもが英語教室に通うとして、欠席ばかりが続いたらもったいないな〜ときっと考えるはずと思い、月謝制ではなくチケット制を導入しました。

 

これ、絶対にやるべからず!!

 

合わせてお読みだくさい▼

https://happytrees778.com/%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b/post-2497.html%20

 

 

チケット制は、保護者にとっては本当に助かるシステムだと思います。

 

休んでも損がない。例えば、長期のお休みを取っても良いわけです。

 

辞めるわけじゃないけど、ず〜〜〜っと来ない幽霊生徒が出現します。

 

そして、挙句、何も言わないまま本当に来なくなります。

 

あ、ナメられた…

 

何度、そう思ったことか!

 

そして、チケット制なんだけど財布持たずに子どもを連れてきて

「今日、ちょっと持ち合わせがなくて〜。今度でいいですか?」

と、ぬかす保護者のなんと多いことか!!

 

結局、数回来たのち、こちらが催促したらようやく支払ってくれるという始末です。

 

そうじゃない保護者がほとんどですが、2〜3人はいましたね。

 

ズバリ!!

 

授業料はきっちり月謝にしておくべきです。

 

毎回、決まった日に支払いをしてもらえるよう入会の時に約束を交わしておきましょう。

 

それでも数回忘れるようであれば、キツく支払日を守ってもらえるよう言い渡すべきです。

 

月謝はこれまでの自分の勉強に対する報酬

 

 

私の場合、授業料を決めるにも、とにかく安くすれば良いと思い込んでいました。

 

チケット制なので、だいたい月額このくらいというのを決めて4回で割るという感じ。

 

当時私が月額として決めていたのが、なんと3,000円です。

 

 

これでも、先生経験のない私としては、申し訳ない感じがしていました。

 

今考えれば、なんてことなんだろうと思いますね。

 

それまで、自分が英語を勉強するのにどれだけお金を使ってきたかを考えると、こんな金額で自分の知識を他人の子どもに伝授しようとしていたんですから。

 

私の場合、留学経験もなければ、大学で英文科を専攻していたとか、そういう経歴はありませんでした。

 

だから、なおさら、こんな私でも月謝を払ってもらえるんだろうか?という自信の無さから出た金額だったんですね。

 

でも、そんな私でも英語の勉強は一生懸命してきたわけです。

 

教材にたくさんのお金をつぎ込んで、独学でも必死に勉強してきたつもりです。

 

その時間を考えただけでも、3,000円なんて金額は自分自身に対して失礼だったな〜と、今なら思えます。

 

クラス編成は生徒の希望を聞かないこと

教室を開いたばかりの頃は、とにかく生徒数確保に必死です。

 

看板をあげておくとチラホラと問い合わせがき始めます。

 

ここで、私のやり方に問題があったのは、授業枠は生徒のスケジュールに合わせようとしたことでした。

 

こちらで曜日を決めてしまうと、来られない生徒がいるんじゃないか?とか他の習い事との兼ね合いが悪いんじゃないか?と、そんな心配をしていましたね。

 

とにかくこちらが都合を合わせてでも生徒が欲しかった!というのが本音です。

 

その結果、小学1年生のクラスが2個も3個もあったりして、それも1人クラスとか2人クラスでめちゃめちゃ効率悪いクラス編成が出来上がりました。

 

それでも、まとめることができなかったです。

 

あ〜馬鹿だったな〜と今では、当時の自分を思うとおかしくて仕方ないですね。

 

当然、クラス編成は生徒の都合に合わすべからず!!

 

きちんとスケジュールを決めおくべきです。

 

生徒からの問い合わせで、相手が都合が悪いと言って断ってきても、それは縁がなかったということ。

逆に、「いつがご都合が良いですか〜?」なんて聞く先生は気色悪いです。

 

 

ハロウィンやクリスマスパーティーはやらなくても大丈夫

 

 

パーティー、大好きならやっていいと思いますよ。

 

でも、面倒臭いな〜ってちょっとでも思っているなら、やらない方向で教室づくりをしましょう。

 

私、やってません!!

 

以前はやってましたよ。ハロウィンパーティー。

 

教室の飾り付けとか…

 

 

お菓子の準備とか…


 

お金も時間もかかります。

 

生徒たちは毎年楽しみにしてくれていたようですが、保護者はどうかな〜?と思いますね。

 

ハロウィンパーティーと銘打って、結局はゲームしたりお菓子を食べたりして遊んでしまっていたので、その分授業した方がいいな〜と思い始めました。

 

教室によっては、ハロウィンパーティーで発表会をしたり、生徒募集のために友達同伴OKにしていたり、ハロウィンやクリスマスパーティーの使い方ってあるんですけど、私は発表会をするよりも、テキストを着実に消化する方を選びました。

 

これは考え方次第ですよね。

 

もっと賢い使い方があると思います。

 

でも、準備は大変です。

 

保護者に手伝ってもらうことも考えましたが、今時、仕事を持っていない保護者を探す方がひと苦労です。

 

私は、急にハロウィンパーティーをしなくなったんですが、保護者からは何のクレームもなければ、「今年はしないんですか?なんで?」なんてことも、一人も誰からも言われませんでした。

 

ということは、保護者にとって別段、重要な行事じゃないってことです。

 

一晩かけて、飾り付けしても、お菓子の準備をしても保護者からの評価は「無関心」ということでした(笑)

 

生徒が楽しめるようにゲーム満載の授業は意味なし!

 

生徒ウケするためには、楽しく面白い授業が一番!!

 

って、思ってませんか?

 

考え方ひとつですが、小学生の間は英語といえば、楽しいゲームがたくさんできる習い事というイメージですよね。

 

ところが、中学生になった途端、たくさんの英単語を覚えなくてはならないし、文法やらリスニングやらとお勉強要素が強くなります。

 

そのギャップを埋められない生徒がたくさんいます。

 

ずっと英語教室に来ればゲームをして楽しく過ごせる〜なんて思い違い。

 

 

あれ?英語って勉強だったの?

 

 

なんて発言も飛び出すほどですが、実際に中学に入学すれば英語の試験があります。

 

確かにゲームをしながら覚え方法は楽なんですけど、ゲームをする癖をつけないことが大事です。

 

たまにはゲームをして、その効果を実感してみるのも良いと思います。

 

今日は、ゲームをしながらこれだけ覚えたね〜

 

なんて、効果を実感することは大事です。

 

私の教室でも、ゲームで単語を覚えることがあります。

 

これは、書いて覚えたり、読んで覚えたりするよりも生徒たちが効果がある!と実感したので続けているゲームです。

 

私が教室でやっているゲームはこちら↓

 

 

小学校の英語教材にオススメのBBカード!教科化前の英語学習に

 

ゲームはこれだけです。

 

毎週、毎回あれこれとゲームの準備を手作りなり、市販のゲームを買うなりしても、結局いつかは飽きてしまって使わなくなります。

 

なんのためにゲームをしてきたのか分からなくなります。

 

それよりも、しっかりとテキストをこなすこと。

 

あなたが覚えてもらいたいと思う英語を、しっかりと教え込むことに力を入れた方が良いです。

 

まとめ

要は、あなたがやりたくないな〜と感じることは無理に授業に取り入れなくても良いということです。

 

先生のモチベーションを維持することが一番大切です。

 

先生ファーストの教室でいいということ。

 

私なんかがこんなことを要求してもいいのかしら?なんて考えは捨てましょう。

 

 

授業が始まってしまってからの変更はできますが、なるべく教室が始まる前にしっかりとした月謝体制、クラス編成、カリキュラムを準備しておきましょう。

 

9月から、もしくは来年の4月開講を目指している方の参考になれば幸いです。

 

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