
そんな後質問にお答えします!
ホテル清掃員の仕事は楽?きつい?

ズバリ!ホテル清掃員の仕事はひとりっきりで作業をするので慣れると気楽です。 もし、自分にぴったり合うとわかったらこれほど自由に働ける職場も少ないと思います。
どんな人がホテル清掃員に向いているかはこちらの記事をどうぞ!↓

この記事では、ホテル清掃員を経験した人たちから生々しい体験談をお届けします!
ホテル清掃員の仕事は根気勝負!

ホテルの清掃員になろうと思っている人は「他人の使用物」を触れない人は仕事ができません。 ホテルに泊まる人が、全員綺麗に使ってくれるとは限らないからです。 「清掃」というと「汚いものを掃除することが仕事」だと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、汚い部屋は本当に汚いです。
飲みかけ・食べかけのお酒・食べ物が転がっていたり、布団なんかぐっちゃぐちゃです。 このような部屋を全部、当日のチェックイン可能時間までにすべて掃除し、補充・セッティングまでやらなくてはいけません。 スピードかつ、丁寧にやらなくてはならず、几帳面すぎても遅い人は怒られます。基本ずっと早歩きで、冬の時期でも汗をかきます。
また「テーブル・ベッドなどを移動させながら掃除機かける」「布団をはがし、新しい布団を敷く」など、体力をかなり使います。 仕事が終わった後はいつもどっと疲れがきます。腰が弱い人には大変だと思います。 また、当日そのお部屋に泊まる人数によって毎回補助・セッティングする数が違います。 間違えると、翌朝、朝礼時に「昨日、○○○号室のお客様からコップが1個足りないです。」と苦情が入りました。などと、みんなの前で言われます。
ホテル清掃員は、かなり根気のいる仕事だと思いますが、だいたい毎日短時間作業なので、そういう作業が慣れている主婦の方などには向いている職業かもしれません。
ホテル清掃員はホント激務!でもダイエットには最適!

仕事内容については、各部屋3人位で回って、ベッドカバー、枕カバーの取り外しやゴミ箱の片付け、お風呂場の拭き掃除、アメニティーの補充、ベッドメイキング、テラスや窓が汚れていたら拭き掃除か掃除機で取ります。
最後に部屋を掃除機でキレイにします。私のところはこんな感じでした。 きついと感じたことは、ベテランのパートさんがやはり慣れており素早く動くのでついていくのが大変でした。 お客さんがいない時間帯に作業を終わらせないといけないので、それは覚悟しておいた方がいいです。結構時間勝負です。 慣れるまで意外と難しいのがベッドメイキングです。
シーツや枕カバーを取り、入れ替えをするのですが、シーツをマットの上に敷いて端をマットの下にきれいに入れていくのは簡単なようでシワになりやすく難しいものでした。 ベテランさんは実に手際よく、シーツをパッと広げるとサッサッサとマットの下に入れてシワひとつなく仕上げていました。
部屋はもちろんバスも髪の毛一つ残さずきれいに仕上げなければいけません。後から全てホテルのチェックスタッフが確認し、髪の毛が落ちていたり、備品がかけていたり、埃があると叱られました。 とてもきついですが、次のお客が使えるようにきれいになると空気もすんで気持ちがいいです。
繁忙期はホント時間との勝負で仕事量も増え腰を痛めそうです。 体を動かす事が好きな方や、ダイエットしたい方はとても良い職業だと思います。 ちなみにベッドメイク はこんな感じです!↓
初のホテル清掃員バイトで衝撃を受けた事

私は、学生時代某ホテル(ビジネスホテル)で清掃員のアルバイトをしていました。 最初の一週間は、研修期間でした。研修と言っても、清掃のチーフとの顔合わせや主任の男性との談話でしたので仕事を実際しませんでした。 そのため、いざ仕事に入ると衝撃を受けたことが多々ありました。 先ず第一に、お客様の使用済みの浴衣やタオルを使用して窓ガラス拭きや便器拭きをすることです。
私はチーフに「いつもこうしているんですか?」と尋ねたら、「内緒!!」と怒られました。 私は、清掃用のタオルを使用して清掃をするとばかりに思っていたので衝撃をうけました。 何ヶ月かしてそれがさほど気にならなくなり、慣れって恐ろしいと思いましたが今考えると怖いです。
次に、お客様の歯ブラシは使い捨てですが、コップは洗浄し「消毒済み」のラベルをかけます。 ただ、チーフがしていたのはコップをろくに洗浄もせず、ただ水洗いしてお客様の使用済みのタオルでコップを適当に拭き、悪びれた様子もなく「消毒済み」のラベルを掛けていました。
消毒していないのでは?と衝撃を受けました。 その後、他のビジネスホテルの研修でも、同様だったためこれは、ビジネスホテルあるあるだと思います。
給与面は人によって割りに合う合わないもあります!

私はホテルの清掃スタッフを副業としてやっていたことがあります。 応募した理由はもくもく作業が好きな人、接客なしと応募欄に書いてあったからです。 そして時給も1,000円以上で高時給だと思ったので応募しましたが、実際に仕事をしてみて感じたメリットデメリットについて紹介します。
まず、良い点は自分のペースで仕事を進められることです。与えられた部屋数を時間内にこなすため体力は必要ですが、慣れてくれば仕事内容も単純なのでスピードも速くなってきます。 自分でペースを考え仕事をすることができることがよかったです。ホテルによっては2人ペアで仕事を進めるところもありますが、自分には1人で1室掃除する方があっていました。 なので求人を探す際にはそうゆう点も気をつけてみたらいいと思います。
2つ目は接客がない点です。重要なのは早く綺麗に部屋を仕上げることなのでホテルのゲストと直接話すことはあまりありません。 連泊のゲストや従業員とは話すことがありますが、難しいことを聞かれたり対応することはあまりありません。なのでシャイな人や内気な人でも綺麗に掃除ができれば認めてもらえる環境です。
デメリットで言えば、給料面です。 時給と言っても清掃した部屋の数に応じて支払われる場合も多いので、例えば5部屋の清掃分を3時間分として換算された場合、仕事が遅く3時間半かかったとしてももらえる額は3時間分のみとなります。 そこには準備、片付けの時間も含まれるため慣れるまでは時給と見合わないと思うことがあるかもしれません。
また、ホテルの稼働によって1日に働ける時間も日によってかなり変動があります。毎月決まった額で安定した給料が欲しい人には月によっては給料が低すぎると思うことがあると思います。 私の働いた場所ではほとんどの方が掛け持ちや副業として働きに来ている方だっだので、2つ目の仕事を探している人にもおすすめできます。 ホテル直雇用と派遣できたスタッフでは派遣スタッフの方が時給が高いこともあったので、比較してみるといいと思います。
汚い、きつい、危険の3Kの職場では決してありません!

私はホテル清掃員のお仕事を初めて思ったことは、意外にも荒れた部屋がないというところでした。 ホテルの清掃の仕事というの荒れ放題になった部屋をすごく綺麗にしなければいけないという印象がありましたが、そのような部屋はなく、ほとんどが綺麗なままの部屋で帰られる人が多いのです。
日本人の性格にもあるのでしょうが、多くの宿泊客がチェックインのときに宿泊名簿に個人情報を書いていたりまたクレジットカードでの支払い、自分の素性が明らかにされていることが多い宿泊ですので、それほど汚くして去られることはないのです。 ”立つ鳥跡を濁さず”という言葉は、いまだに日本人の中に生きているのでな〜と感じます。
こういったあるあるがあるというところは実はあまり知られていないのですが、しかしながらこれがひとたび海を越え海外になると全く真逆であり、海外のお客さんは荒れ放題散らかし放題にして帰るのが当たり前であり、酷く散らかった部屋はやはり外国の人である確率が高いのも明らかです。 日本人の民度の高さはこのようなところでも現れるのはあまり知られていないあるあるです。
まとめ
ホテル清掃員のお仕事を始める前の参考にしていただければ幸いです。 ホテルによって働きやすさや、厳しさなど大きな差がありますので、面接に行く際には職場の様子をチェックしておきましょう。チェックしておきたい項目はこちらをご覧ください↓
良い職場が見つかるといいですね! 最後までお読みくださり、ありがとうございました。