現在は専業主婦のあなた。
そろそろ仕事を始めたいけど、パートに出ても人間関係や子育てとの両立、通勤時間に家事時間のやりくりは本当に大変です。
それよりも自宅で英語教室をして収入が得られたらいいな〜と考えたことはありませんか。
もし、あなたが少しでも英語に興味がある、もしくは英語の資格(英検、TOEICなど)をお持ちでしたら自宅で英語教室を開くというのはいかがですか?
子どもに英語を教えるってどんな感じか?少しでも興味を持っていたらぜひ読んでみて下さい。
Contents
専業主婦が教室開業するのに必要な4つのこと
教室を開業するためには、まず自分でどんな教室にしたいかを考えなくてはなりません。
これが決まっていないと、教室を宣伝する力が弱くなってしまいます。
自分には何ができて何ができないのかをはっきりと言えるようにしておきましょう。
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1 教室の確保
もちろんこれが必要ですよね。
自宅内のどの部屋を教室にするかを考える必要があります。
教室にする部屋の場所ですが、以下のことに気をつけましょう。
玄関から教室までの生徒の動線を考えましょう。
玄関から教室までの移動中、家族が集まっているリビングを通るような動線は避けましょう。
自宅でくつろいでいる家族が気を使うようであれば、もちろんあなたも気を使うだろうし、長く続けることを考えると現実的ではありません。
なるべく玄関に近い部屋を教室に使えるよう考慮しましょう。
玄関の開け閉めに考慮する
生徒の出入りを考えると、教室をしている時間帯は玄関を開けておく必要があるかもしれません。
4人クラスだとして、早く教室に来る子や遅れて来る子など様々です。
その度に鍵を開け閉めするのか?それとも開けっ放しにしてチャイムを鳴らさずに入ってきてもらうのか?決めておいて生徒に知らせておく必要があります。
また、家族にはチャイムが鳴っても出なくていいと伝えておくなど、家族内のクレームも予測しておかなければなりません。
小さなことですが、意外と自宅教室でのトラブルは家族から発生するものです。
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2 教室の方向性の決定
英会話教室にするのか、英語教室にするのかで教室の方向性は変わってきます。
どちらも同じように思えますが、教室の宣伝をする時にどのような特色を持った教室なのかをしっかりと決めておく必要があります。
英会話教室なら
幼稚園から小学生までのお子さんを受け入れる。
イベントや発表会などで英語の経験値をあげられるようなカリキュラムにする。
教室内では、日本語禁止にする。
英語教室なら
小学生3〜4年生から中学3年生までの生徒を募集する。
英検や受験、成績アップに繋がるカリキュラムにする。
イベントなどは行わず、勉強重視の教室にする。
など、自分にあった教室の特色を作っていかなければなりません。
あなたの家の近所にも英語、英会話教室はたくさんあるはずです。
知らないだけで個人で教室を開いている同じような主婦の方も多数いらっしゃるかもしれません。
そんなときに、はっきりと教室の方向性が決まっていることは、生徒や保護者が決定しやすいですよね。
保護者の中には「英語だけで指導をしてくれ」などの注文をつけて来る人がいます。
もし、あなたは英会話教室を開業するならOKですが、英語教室を開業しようとしているなら、その要求には応えられないと断ることができるはずです。
3 教材の決定
方向性が決まれば、教材を決定しましょう。
英語、英会話教室でよく選ばれている教材会社
カードやCD、DVD教材などからポスターや教室のデコレーションに役立つ商品がたくさん揃っています。
迷うときは、各社が催している教材展示会などに出かけてみるといいですよ。
無料で見本をもらえたりする場合があります。
4 月謝の決定
ここまで準備を進めてきたあなたの教室での授業は、どんな価格帯で提供できますか?
英語を教えるのは初めてだから
保護者の負担を考えると申し訳ないから
などの理由で月謝を安く設定してしまいがちですよね。
私も20年前に教室を開業した時はそうでした。
幼稚園、小学生は3,000円、中学生は4,000円で月謝を設定し、その後ずっと値上げすることができずに苦しみました。
現在は幼稚園は5,000円、小学生は7,500円〜8,000円、中学生は9,000円です。
いきなり一気に値上げしたわけですが、月謝が値上がりしたからと言って辞めた生徒はいませんでした。
あまり安く設定してしまわないように、月謝の設定は慎重にしてください。
あなたの英語力はおそらくたくさんの教材を買い、英会話教室にも通って、長年かけて身につけたものだと思います。
それを安売りする必要はありません。
また、安い月謝で提供していると保護者からも安く見られますよ。
安いから通っている〜なんて言わせないようにしましょう。
生徒募集について
教室が出来上がったら生徒募集をしなければなりません。
ひと昔ならば教室のチラシをポスティングするのが一般的でしたが、最近はブログはツイッターなどで拡散させて生徒を募集するのがおすすめです。
ブログで自分の英語教育への思いを綴っていると、保護者がそれを読んでくれて、ファンになってくれるということが期待できます。
あなたの教室がどんな教室で、どんな生徒に来てもらいたいかをブログで伝えるのはとても効率的です。
無料ブログを作って、ツイッターで拡散させるのが良いでしょう。
チャレンジしてみてくださいね。
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個人経営者は開業届をする必要がある
フランチャイズ教室、個人教室ともに開業届は必要です。
必要書類として税務署に対して「個人事業の開廃業届出」と都道府県税事務所に対する「個人事業税の事業開始等申告書」が必要になります。
開廃業届は国税庁のHPからダウンロードできます。または最寄りの税務署で受け取れます。
また開業してからは「所得税の青色申告認証申請手続」を提出する必要があります。
とても面倒そうですが、簡単に手続きができるソフトがあるので試してみてはどうですか?
まとめ
個人で教室を開業することは、一見大変そうですが、時間を自由に使えるため、自分の英語の勉強の時間が増えたり、お子さんとの時間を確保することも可能です。
教室を急に休む場合も、入会するときに「急に休む場合がある」の一言を書いた教室の概要を渡しておけば理解してもらえます。
その他、振替授業に応じるか否か、夏休みや年末年始のお休みはどうするか、など細かなことも前もって自分の納得のいくように設定しておきましょう。